自粛でツーリングに行けないので、過去のツーリング写真を見て行ったつもりになる。
当時、仕事場でパチンコが流行っていて、よく同僚と仕事帰りにパチンコに行ってた。
そして、何故かあまり負けず儲かった。
儲かったお金でソロツーリングへ。
2007年9月22日。
早朝に出発。宿の人に早朝に出たい旨を伝えたら『鍵は部屋に置いて出ていいよ』と快諾していただいた。お世話になりました。今も元気だといいな。
朝日が昇ってくる橋杭岩をしばしボーっと眺める。贅沢な時間。
ちょっと雲の多い朝日の中、本州最南端の潮岬へ向かう。
潮岬到着。トルコの慰霊碑。
海難1890の舞台になった串本。いい映画でした。この時に串本に行ったのもあったから特に感動した。観てない人、ぜひ。
この旅を思い返すと、あの映画どおり、串本の人はいい人ばかりだった。
近くにいた野良猫と戯れる。癒し。
今、写真見ていて気付いた。せっかく本州最南端行ったのに、最南端の碑の写真がない。。。なんてこったい。また行くしかない。
本州最南端を制覇?の後は海沿いをひたすら走り、南紀白浜を目指す。
山と海に囲まれたいい場所だなぁ、紀伊半島。
南紀白浜到着。
白良浜はバイク乗りが気後れする感じのリゾート地だった。
海を堪能した後は山へ。
紀伊半島を縦断して東へ向かう。
この時は寄らなかったが、熊野古道など、まだまだ見どころ満載の紀伊半島。
おくとろ温泉 やまのやど、で休憩。
腹が減ったので食事。
スナックの椅子的なのが外から見える、怪しい匂いがプンプンしてたお店へ。
店内は演歌色満載。テレビで演歌が流れていた、期待通りの怪しさでうれしくなった。
食べたのはそば。味うんぬんよりも雰囲気でお腹いっぱい。
腹を満たした後、出発。
面白そうなところを見つけた。吊り橋わたり。
めちゃめちゃ怖い。
しかも途中でスタンドを立てて止めようとしたが、吊り橋の下は穴だらけ。
そこにスタンドが入りよろける。危うく落ちるところだった。
緑が綺麗、というより怖い。
無事渡りきる。が、この先に進むわけではないので、もう一度渡って戻る。
股間がキュンキュン。
渡った吊り橋の全景。
吊り橋の後に見つけた、東吉野村のニホンオオカミ最後の捕獲地。
ここで像を観光していたら、オジサンに声をかけられてニホンオオカミについて少し話を聞くことができた。
観光で来る人は珍しいと。(たまたま見つけただけです、とは言えなかった。)
さらに東京から来て宿も決めずフラフラしていることを伝えると、ウチに泊まるか?とも言ってくれた。いい人だなぁ、とも思ったが丁重にお断りして出発。
なぜなら今夜は別の目的が出来ていた。
ニホンオオカミ最後の像を見た後に道の駅、飯高駅。三重県で1番最初の道の駅らしい。
しかも温泉に入れる。
ひとっ風呂浴びて今夜のお宿へ。
ビジネス旅館 満喜。
おかみさんがいい人で、なんとバイクを玄関内に止めさせてくれた。本当に紀伊半島はいい人だらけだ。
部屋で人心地。この頃は、ショートホープなんぞを吸ってやがったんだな。
そして、この日の目的。松坂牛のすき焼き。
トロトロのお肉。最高。今思い返してもヨダレが出る。旨すぎだった。
2007年9月23日。
最終日の朝。この日は一気に東京まで帰るので、しっかり朝食をいただいた。
朝食も旨い。特に米がおいしかった。
帰りも伊勢志摩スカイライン。初日ほど天気はよくなかったが最後のワインディングを楽しんだ。
さらば紀伊半島。
2泊3日の紀伊半島の旅。
今、思い返してみたら、いい人多かったなぁ。
コロナのせいでギスギスしてる最近の世情が辛い。
免疫力には笑顔でしょう。
あぁ、ツーリング行きたい。