自粛で登山に行けないので過去の登山写真を見て行ったつもりになる。
誰一人、富士山に登ったこともなく、
登山経験者もいなかった状態から富士登山した軌跡。
2010年6月26日。
富士登山前に、少し難易度をあげて塔ノ岳を登ることに。
この時、初めて富士山に登るメンバー全員が揃った。
秦野駅到着。陣馬山と同様にバス停は大混雑。
臨時便に乗車して何とかヤビツ峠に到着。
高尾山、陣馬山を登頂してるので、余裕、余裕。な、感じで歩き始める。
すぐに高尾山、陣馬山と違うことに気づく。
これ、マジの登山道じゃん。と。
全員、辛くて笑顔が苦笑いに変わった。
全員、やられてる感。
登山のキツさを初めて知る。
あらためて今、見ると登山の恰好ではない。
天気はイマイチでも心は快晴。
江の島がギリギリ見えた。
集合写真。まだまだ、先は長い。
この辺から強風に。
強風に向かって、戦隊モノ的立ち方。
三ノ塔で小休止。
おにぎりをほおばる。
登山って、気付いたときには随分歩いてるものです。
写真奥からの山々を歩いて来た、と感慨深げ。
途中の鎖場。慎重に。鎖場も初めての経験。
山行中、何度も追いつ抜かれつして
会うたびに談笑してたオッチャンがいた。
途中で戻ってくるのでどうしたのかと思いきや、頭にタオルを巻いていて血だらけ・・・。
何でも足を踏み外し転んだとか・・・。
その後、進んでいくと血だらけの場所発見。
ベテランっぽいオッチャンですら怪我をする。
山は何があるかわからない、を知る。
烏尾山山頂到着。
こんなに高い山に登ったことないので全員、山頂の山の標識に興味津々。
尾根では強風に煽られる。恐ろしい。
またも、鎖場。
疲れもあるだけに、さらに慎重に。
緊張の連続だったので休憩。
ようやく笑顔が戻る。
が、歩き始めてすぐに。
辛そうな先輩と、それを見つめる無表情な後輩。
新大日を通過。
このあたりから強風に加えて、雨。
山で雨に降られたのも、この時が初めて。
全員、山をなめていたころ。
カッパ装備を持ってるメンバーと持ってないメンバーがいた。
もう少し。
頂上付近で野生の鹿に遭遇。
ついに、塔ノ岳登頂成功!
山の天気は変わりやすいことを知る。
この標高でこの寒さとすると富士山は・・・と思った。
雨の中、下山開始。もはや、どうにでもなれ感。
登りと違って下山時はそれなりに笑顔があった。
なぜか見つめあう二人。
塔ノ岳登頂を果たした二人に言葉はいらない。
無事、下山完了!雨もあがった。
バス待ち。やりきった感満載のメンバー。お疲れ様でした。
この日はメンバー全員で宿泊。夜は宴会。
全員がのんべぇなので登頂した達成感もあり、かなりの盛り上がりだった。
さぁ、富士山いくぞ!
下山後に気づいたがメンバーの一人がヒルに喰われていた。
丹沢山域はヒルが多いと聞いていたが本当だった。
次回、いざ、富士山へ。
つづく。