登山して遭難するニュースをチョイチョイ見かける。
この時期に登山行く人って、山でも無理するタイプの人なのかな。
迷ったら戻る、動かない、が鉄則だと思ってるんだけど。
今は動かない方がいいんじゃない?と偉そうに言いながら、昔、奥多摩で無理して遭難しかけたことを思い出した。
自粛で登山に行けないので過去の登山写真を見て行ったつもりになる。
富士山の登頂を果たしてから、よく登山をするようになった。もちろん、登山後の酒が目的で。
富士山初登頂から2年後の2012年。
『やっぱり、富士山からのご来光が見たい』となり、再度、富士登山へ。
富士山に一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿。
前回のメンバーのうち、一人は出張で不参加。
今回の行程は、夜に登りはじめて、適当なところで日の出を見る行程。
山頂で見ようが、登山中のどこで観ようが、
『富士山は独立峰なんだから、ある程度の標高まで登ったら、景色は変わらんだろ』
の意見を通させていただきました。
(登頂する、という無理もしたくなかったし、山小屋も使いたくなかった。)
前回同様に須走口へ向かう。
ブランチは天ぷら食堂 なぐや。
運転手さんには悪いが、呑みました。
揚げたて天ぷらで呑める。幸せ。
呑むだけではなく、ちゃんと?力をつけるために食べました。
富士山をバックに。
登山開始まで休ませていただいた須走温泉 天恵。ここで活動開始まで仮眠。
2012年8月3日、夕刻。活動開始。
22時頃に前回と同じ登山口、須走口に到着。
1時間ほど時間をつぶして身体を高所に慣れさせ、23時、いざ出発。
ヘッドライトの明かりを頼りに進むので、結構、神経を使い疲れる。
こまめに休憩を取りつつ進む。
新六合目到着。時間は0時頃。
1時過ぎの休憩。疲れと眠気のミックス攻撃。
2時過ぎに七合目に到着。
一度登頂してるからか、疲れと眠気はあるが意外と元気。
3時すぎに本七合目に到着。
ここで日の出を待つことに決定。
かなり寒いので、カップラーメンで暖をとる。
最高に旨かった。
少しづつ明るくなってきた。地球は本当に回ってるのを実感。
おいおい、起きて、起きて、日の出ですよ。
来る。
来たー!!!日本一の山からの日の出。
早朝5時の記念撮影。早朝なのにテンション高い。
日の出をみたら、今回も快晴の中、山頂へ。
日が昇ってからは振り返れば絶景。
7時ごろ。八号五勺に到着。今回はもう、『本』や『五勺』があっても驚かない。
登山開始から先頭を引っ張ってくれたメンバー。
かなり神経を使ってくれてた。8時から30分程、仮眠をとる。あわてる必要ないからね。
仮眠後の9時ごろ。頂上手前へ。
もうちょい!笑顔が戻る。
浅間大社到着。
さて、前回同様に剣ヶ峰を目指す。今回はお鉢巡りをしながら。
この頃は『アルプスとか登ることあるのかなぁ』、なんて言ってた。
剣ヶ峰が見えてくる。
剣ヶ峰前。前回以上の人。記念撮影の列に並ぶ。
富士山、二度目の登頂成功!記念撮影。
下山の砂走。これが意外に楽しい。
何時間もかけて登った山を『あっ』という間に降りる。
下山後。みんなに内緒で隠れて呑んだ一杯。
今回も全員、無事下山。この後の呑み会は最高だった。
お世話になったレイク山中壮。ありがとうございました。
登山した後のお酒。
今、我慢すればいつか呑める時は最高の酒になるだろう、と言い聞かせ今宵もひとり酒。