念願の氷川丸を見学。
日本郵船が1930年に竣工させた貨客船。
国の重要文化財。
ワクワクしながらいざ、乗船。
ビジネスホテルでよく見る客室案内と同じ。
こういうところは時代が変わっても変わらないのね。
廊下は流石に狭い。
人一人とすれ違いができるくらい。
一等児童室。
お金持ちのお子様が遊んだんでしょう。
レストラン。今観てもシャレオツ。
『オホホ、おいしゅうございますね。』なーんて言ってたのかも。
船内にはポストも。
どーせ港に着かなければ配達されないんだから、港に着いてから手紙出せばいいのに。
って言うのは野暮か。船から出すのがシャレオツ。富士山頂から手紙出すのと一緒か。
一等客室。
洗面所付き。お湯の蛇口もあります。
ベッドの毛布は飾り毛布というらしく、変わった形に折りたたまれて客をもてなしたとな。
なんと、一等特別室にはお風呂まで備え付けられている。
このお風呂にチャップリンなどの著名人が入ったと思うと面白い。
一等特別室のリビング。
一等特別室のベッドルーム。
なんと一等特別室はリビング、お風呂、ベッドルームの3部屋仕様。
操舵室。船名のとおり神棚には氷川神社。
男の子はワクワクする機関室。
ツーストロークエンジンの説明に心躍る。
三等客室。部屋は観れなかった。
三等船客は一等船客のエリアには行けなかったらしい。今の時代なら差別で炎上案件。
たった100年にも満たない過去にこの氷川丸が動いていたこと、そして、この氷川丸で華やかなクルージングをした人々がいることを考えるとゾクゾクしますねぇ。
全体的に300円とは思えないクオリティ。かなり満足度が高いぜ、氷川丸。
ちなみに、昔は今のような冷房はなかっただろうが、中はそれなりに冷房が効いて涼しかった。